狐塚に堕ちるお雪
サークル: Manaka
サークルHP:
発売日: 2021年04月02日 0時
ジャンル: 少女 ホラー バイオレンス 悪堕ち 猟奇 血液/流血 狂気 リョナ
小説/和風/長編/ホラー/怪談/猟奇/リョナ
集落に住む数え年で1○歳になる少女・お雪の物語。
大人しく善良な性格のお雪は、母親と一緒に『白狐塚の谷』の集落で二人暮らしをしていた。
しかし、お雪はある日を境に狐に目をつけられ、
悪の地獄道に堕ちて行く。
その光景を見て、最後に狐は笑う――
とにかく恐ろしい内容
・本格ホラー小説です。13万7千字 A4判縦書き・本文175ページ
・猟奇・スプラッタ描写ありますが、ストーリー重視の作品で、成人向け官能小説ではないためR向けとさせていただいています。ただし、全編通してホラー要素は多いので内容ご注意ください。
・リョナ/猟奇/スプラッタ/悪堕ちの要素の部分は中盤~後半・終盤に多く描写詳細。
・女性犠牲者は主要6名+若干名(死亡) 他、男性等多数(死亡)
・主人公の生死は・・・・・・
・性的描写は少し含みますが、成人向けのような性行為の詳細描写はありません。
お雪
白狐塚の谷の集落に、お雪という名の小さな娘がいた。数え年でぴったりと○であり、あまり喋らず、肌の色白な娘で体はほっそりとしている。これはお雪の物語である。
お雪は普段見せる感情の起伏も少なく、家では静かに座っている事が多い。髪は後ろに紐で蝶結びにしてまとめ、細く尾のように背の肩の骨付近まで垂らしている。母に一度そうして貰ってから気に入って、お雪はいつもその髪でいた。集落では頭の後ろに縛って垂らした髪型を「狐の尾」と呼んでいた。彼女は地味な麻で編んだ着物をいつも着ていた。