リユナイテッド・シスターズ~死線を超えた先の未来~
サークル: スタジオ・ジナシスタ!!
サークルHP:
発売日: 2021年01月18日 16時
ungs0374 リユナイテッド・シスターズ~死線を超えた先の未来~
~ストーリー シーズン2~
看板娘連合『ユナイテッド・ジナシス』が発足し、その初代大統領となる淀。
多様性と協調、みんなのためのユナイテッド・ジナシスであり続けることを選び、花子たち他の看板娘のトップと結束してリーダーシップをとる道を選択した彼女。
だが、そんな淀の選択は、はからずしも最愛の妹・澄を悲しませるようなものだった。
ふたりではじまった、ジナンドロモーフ・シスターズ。
カリスマだけどのんびり屋な姉・淀をそそのかし、
腰巾着だけど誰よりも挑戦的な妹・澄がのっかった。
それは、この現実時間で2014年8月、7年も前のことであった。
今、ふたたび、「ジナンドロモーフ・シスターズはどうあるべきか」が問われていた。
妹のためだけのジナシスであったことを拒み、世界のより多様な人々のためになるように、肥大なく大きくしたい淀。
どれだけ大きくなっても、その隣にはずっと自分がいると思い続けていた澄。
今、ユナイテッド・ジナシスの議席は4人のリーダー、
『ジナンドロモーフ・シスターズ』の淀・
『シンギュラリティ・ドールズ』の花子・
『エレメンタル・シェスタ』の赤久投・
『フロンティア・ビースト』のアインで埋まり、
その席に、澄の存在はなかった。
ユナイテッド・ジナシスの発足から3週間、淀はついに、『これ以上澄を悲しませるわけにはいかない。ユナイテッド・ジナシスは間違っている』として、
議会の解散、「もとの4チームに戻すこと」を立案する。
それは、肥大化した資本主義の未来、分断された超大国。
「みんなのためであり続けるため、誰よりも近くにいてくれた家族を裏切る」という、背信を覆い隠せない淀の心からの懺悔であった。
何よりも強大なパワーを持ち、何よりも維持に苦しみが伴う超巨大看板娘、ユナイテッド・ジナシス。
その解体、「間違っていたこと」を宣言できるのは、何よりものリーダー・淀のみ。
民主政治の象徴、多数決により『小を切り捨てた』リーダー。ずっと隣にいた澄を切り捨て、みんなのために立ち上がった淀。
その構造に限界を感じ、淀自身の手でユナイテッド・ジナシスを終わらせよう、もとの気ままな看板娘に戻ろうとしたその時。
澄は声高々に宣言した。「ユナイテッド・ジナシスを続けて。お姉ちゃん。私がいつか、本当に自分の力で、あなたの隣に立てるその時まで。」
2021年1月18日、ユナイテッド・ジナシス議事会。澄はイルマとともに看板娘を去り、淀は自分が死ぬまで、ユナイテッド・ジナシスであり続けることを宣言した。
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ストーリー小説つきCG集。
基本1枚。差分込み全7ページ。
画像サイズ <4KUHD>3840×2160
[HP]https://itigota.x.fc2.com/
[e-mail]sgmcomplex@gmail.com
(c)ヒロカワミズキ/スタジオ・ジナシスタ!!